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エクストレイル7人乗りは本当に狭い?サイズ・使い勝手を徹底検証!

エクストレイル 7人乗り 狭い
写真はイメージです。

日産の人気SUV、エクストレイル。力強いデザインと優れた走行性能で、多くのアウトドア好きやファミリー層から支持されていますね。

中でも注目を集めるのが「7人乗り」モデル。

「いざという時に大人数で乗れるのは魅力的だけど、実際のところ3列目は狭いんじゃない?」
「エクストレイル 7人乗り 狭い」
こんな風に検索して、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか?

確かに、ミドルサイズSUVに3列シートを搭載しているため、ミニバンのような広々とした空間をイメージすると、ギャップを感じるかもしれません。

しかし、「狭い」というキーワードだけで判断してしまうのは、少しもったいないかもしれません。

この記事では、「エクストレイル 7人乗り 狭い」という疑問に真正面から向き合い、実際の室内サイズ、ライバル車との比較、ユーザーのリアルな声、そして快適に使うための工夫まで、徹底的に掘り下げていきます。

ネガティブな情報だけでなく、エクストレイル7人乗りならではの魅力やメリット、賢い選び方まで網羅的に解説します。

この記事を読めば、エクストレイル7人乗りがあなたのカーライフに本当にフィットするのか、きっと明確になるはずです。

ぜひ最後までご覧いただき、後悔しない車選びの参考にしてください。

目次

エクストレイル7人乗りは狭い?サイズと居住性を徹底検証!

「エクストレイル 7人乗り 狭い」というキーワードが気になるのは、やはりその実用性、特に3列目シートの広さに対する期待と不安があるからでしょう。

ここでは、客観的なデータとリアルな声をもとに、エクストレイル7人乗りモデルの「狭さ」について徹底的に検証していきます。

写真はイメージです。

なぜ「エクストレイル 7人乗り 狭い」と検索されるのか?

多くの人が「エクストレイル 7人乗り 狭い」と検索する背景には、いくつかの理由が考えられます。

まず、エクストレイルが属する「ミドルサイズSUV」というカテゴリー。

スタイリッシュな外観や悪路走破性が魅力ですが、一般的にミニバンと比較すると、室内空間、特に高さや幅には制約があります。

その限られたスペースに3列シートを配置するため、「本当に7人が快適に乗れるの?」という疑問が生じるのは自然なことです。

特に3列目シートは、補助的な役割として設計されている場合が多く、その居住性について具体的な情報を求める声が多いのです。

実際に、インターネット上の口コミやレビューを見ると、「3列目は子供向け」「大人が長時間乗るのは厳しい」といった正直な意見も目にします。

これは、購入を検討している人にとって非常に気になるポイントであり、検索行動に繋がっていると考えられます。

また、7人乗車時の荷室スペースの狭さも、検索される要因の一つです。

家族での旅行やアウトドアなど、大人数での移動には荷物も多くなりがち。

「7人乗ったら荷物はどれくらい積めるの?」という疑問も、「狭い」というキーワード検索に繋がっているのでしょう。

日産がエクストレイルに7人乗りを設定したのは、SUVのスタイルや走りを好みつつも、時々大人数での移動が必要になるファミリー層などのニーズに応えるためです。

しかし、その利便性と引き換えに、3列目のスペースや荷室容量にはある程度の割り切りが必要となります。

このトレードオフを理解し、自分たちの使い方に本当に合っているのかを確かめたい、という思いが「エクストレイル 7人乗り 狭い」という検索キーワードに表れていると言えるでしょう。

徹底調査!エクストレイル 7人乗りモデルの室内サイズを公開

「エクストレイル 7人乗り 狭い」という印象を客観的に判断するために、まずは実際の室内寸法を見ていきましょう。

ここでは、現行モデル(T33型)を中心に、具体的な数値データを紹介します。

ボディサイズと室内寸法(T33型 7人乗り)

  • 全長: 4,660mm
  • 全幅: 1,840mm
  • 全高: 1,720mm
  • ホイールベース: 2,705mm
  • 室内長: 2,555mm ※
  • 室内幅: 1,535mm
  • 室内高: 1,270mm (サンルーフ装着車: 1,220mm)

注目すべきは、全長・全幅・全高といった外寸は、5人乗りモデルと全く同じであるという点です。

限られた外寸の中で、3列シートを効率的に配置していることが分かります。

※室内長について:3列シート車は測定方法の関係で、2列シート車よりも数値が大きく表記される傾向があります。単純な比較は難しい点にご注意ください。

荷室容量(T33型 7人乗り VDA方式)

  • 3列目シート使用時: 140L
  • 3列目シート収納時: 445L
  • 2列目・3列目シート収納時: (最大荷室長 約1,820mm)

やはり、7人乗車時の荷室容量は140Lと、日常的な買い物袋程度に限られます。

しかし、3列目シートを収納すれば445Lと、十分なスペースが確保できます。

さらに2列目も倒せば、長尺物も積載可能な広大なスペースが出現します。

3列目シートがある状態での荷室の奥行き(3列目シート後端からバックドアまで)は、約310mmです。

これは、一般的なスーツケースを立てて積むのは難しいサイズ感と言えるでしょう。

参考:先代モデル(T32型)のサイズ

先代のエクストレイル(T32型)も、7人乗りモデルが設定されていました。

  • 全長: 4,690mm
  • 全幅: 1,820mm
  • 全高: 1,740mm
  • 荷室容量(3列目使用時): 135L
  • 荷室容量(3列目収納時): 445L

現行モデルと比較しても、サイズ感や荷室容量に大きな違いはありません。

中古車を検討する際にも、このサイズ感を参考にできます。

5人乗りモデルとの比較(T33型)

項目5人乗りモデル7人乗りモデル
室内長 (mm)1,980/1,9902,530/2,545
室内幅 (mm)1,5401,535
室内高 (mm)1,2551,270
荷室容量 (VDA) (通常時)575L140L
荷室容量 (VDA) (後席収納時)560L445L
荷室長 (後席収納時) (mm)約1,820約1,820
荷室奥行 (3列目後端~) (mm)約310

※上記数値は代表的なグレードのものを記載しており、年式やグレードによって異なる場合があります。

これらの数値から、エクストレイルの7人乗りモデルは、5人乗りモデルの使い勝手の良さをベースに、必要な時に7人乗れる柔軟性をプラスしたモデルであることが分かります。

3列目使用時のスペースは限られますが、シートアレンジ次第で様々なニーズに対応できるのが特徴です。

写真はイメージです。

ライバル車と比較!エクストレイル 7人乗りは本当に狭いのか?

エクストレイル単体の寸法を見ても、その「狭さ」がどの程度なのか、ピンとこないかもしれません。

そこで、他の7人乗りSUVと比較してみましょう。

主なライバル車との比較

車種全長 (mm)室内長 (mm)3列目評価(一般的な意見)
日産 エクストレイル4,6602,555子供・短距離の大人向け
マツダ CX-84,9252,690大人でも比較的快適
三菱 アウトランダーPHEV4,710子供・短距離の大人向け
メルセデス・ベンツ GLB4,6502,829身長170cm以下推奨、やや狭い
プジョー 50084,6402,840子供向け、大人には膝が上がる姿勢

※上記数値は代表的なグレードのものを記載しており、評価は一般的な意見に基づきます。室内長の測定基準はメーカーにより異なります。

この比較表を見ると、エクストレイルの3列目のスペースは、特別広いわけではないことが分かります。

マツダCX-8のように、全長が長く、より3列目の居住性を重視したモデルと比較すると、差は明らかです。

しかし、三菱アウトランダーPHEVや、輸入車であるメルセデス・ベンツGLB、プジョー5008など、同クラスや近いサイズの7人乗りSUVと比較すると、エクストレイルの3列目の評価は「子供や短距離の大人向け」であり、これは他の多くのミドルサイズSUVの3列シートにも共通する評価と言えます。

つまり、エクストレイルの7人乗りが「極端に狭い」というわけではなく、ミドルサイズSUVの7人乗りとしては標準的なレベルにある、と捉えるのが妥当でしょう。

もし、大人が頻繁に3列目を利用し、長距離移動も快適にこなしたいのであれば、CX-8のような大型SUVや、やはりミニバンを選択肢に入れる必要があります。

エクストレイル7人乗りは、「普段はスタイリッシュなSUVとして使い、いざという時に7人乗れる」という利便性に価値を見出すモデルなのです。

エクストレイル 7人乗り、3列目の居住性を徹底評価

では、実際にエクストレイル7人乗りの3列目に座ってみると、どのような感覚なのでしょうか?

試乗レビューやオーナーのリアルな口コミをもとに、その居住性を詳しく評価してみましょう。

足元スペースの評価

多くのレビューで共通して指摘されるのが、やはり「足元スペースの狭さ」です。

2列目シートを最も後ろにスライドさせた状態では、大人が3列目に座ると、足の置き場に困るほどスペースが限られます。

対策として、2列目シートを前にスライドさせる必要があります。

10cm~15cmほど前に出すと、身長170cm~175cm程度の人なら、なんとか膝が収まるスペースが生まれます。

しかし、それでも余裕があるとは言えず、膝と前席シートバックの間隔はほとんどない状態になります。

座面の低さと姿勢

もう一点、指摘が多いのが「座面の低さ」です。

フロアから座面までの高さが低いため、大人が座ると膝が持ち上がり、いわゆる「体育座り」に近い姿勢になりがちです。

この姿勢は、短時間なら我慢できても、長時間の移動では腰やお尻に負担がかかり、疲労を感じやすくなります。

頭上空間

頭上空間については、身長によっては圧迫感を感じる場合があります。

特に身長が高い方(175cm以上など)は、頭が天井に近づき、窮屈に感じる可能性があります。

乗り降りのしやすさ

3列目へのアクセスも、決してスムーズとは言えません。

2列目シートの肩口にあるレバーを操作して、シートを前方にスライドさせ、背もたれを倒す必要があります。

しかし、開口部自体がそれほど広くないため、特に体が大きい人や、足腰に不安のある高齢者にとっては、乗り降りが少し大変に感じるかもしれません。

評価できる点:リクライニング機能

一方で、3列目シートにもリクライニング機能が付いている点は、ささやかながら快適性を向上させるポイントとして評価できます。

少し背もたれを倒すだけでも、窮屈な姿勢が多少緩和されます。

総合的な評価

これらの点を総合すると、エクストレイル7人乗りの3列目は、やはり「緊急用」「短距離用」「子供用」の補助的なシートと考えるのが現実的です。

日常的に大人が3列目を利用するシーンが多い場合は、正直なところ、あまりおすすめはできません。

しかし、使用シーンを割り切れば、その存在価値は十分にあります。

写真はイメージです。

大人でも大丈夫?エクストレイル 7人乗り 3列目の実際の広さを検証

「補助的なシート」とは言っても、実際に大人が座れるのかどうか、気になりますよね。

もう少し具体的に、大人が利用する場合の現実的なラインを探ってみましょう。

体格による感じ方の違い

3列目の広さの感じ方は、乗る人の体格によって大きく左右されます。

身長175cmを超えるような大柄な男性の場合、足元、膝周り、頭上空間のいずれにおいても、かなりの窮屈さを感じるでしょう。

長時間の移動は、正直かなり厳しいと言わざるを得ません。

一方、身長160cm前後の小柄な女性や、平均的な体格の方であれば、短時間・短距離の移動であれば「なんとか座れる」「我慢できる範囲」と感じる可能性があります。

前述の通り、2列目シートを前にスライドさせるなどの調整は必要になります。

乗車時間による限界

体格的に座れたとしても、問題は「どれくらいの時間なら耐えられるか」です。

体育座りに近い姿勢は、やはり体に負担がかかります。

30分程度の近距離移動であれば、大人でもなんとか我慢できるかもしれませんが、1時間を超えるような移動となると、かなり辛く感じる人が多いでしょう。

リアルな声

インターネット上のレビューを見ると、「身長170cmの私が座ってみたけど、膝が完全に前のシートにくっつく」「1時間乗ったら足が痺れた」といった声がある一方で、「小柄な妻は意外と平気そうだった」「近所の送迎くらいなら大人でも問題ない」といった声も見られます。

結論:条件付きで可能

結論として、エクストレイル7人乗りの3列目に大人が乗ることは、「不可能ではないが、快適とは言えず、条件付きで可能」と言えるでしょう。

その条件とは、「小柄な体格であること」「短時間の移動であること」「2列目シートの乗員の協力(シートを前にスライドさせる)」などが挙げられます。

購入を検討する際は、必ず販売店で実際に3列目に座ってみて、ご自身の体格でどの程度のスペースなのか、許容範囲かどうかを確認することが不可欠です。

子供なら快適?エクストレイル 7人乗り 3列目の使い勝手を解説

大人には少し厳しい評価となった3列目ですが、子供にとっては、また違った評価になる可能性があります。

子供が利用する場合の使い勝手を見ていきましょう。

スペース的な余裕

小学生くらいまでの子供であれば、エクストレイルの3列目でも比較的快適に過ごせる場合が多いようです。

大人ほど足元のスペースを必要としませんし、頭上空間にも余裕があります。

膝が持ち上がる姿勢も、子供にとってはそれほど苦にならないかもしれません。

むしろ、自分だけの空間、ちょっとした「秘密基地」のような感覚で、喜んで座ってくれる可能性もあります。

安全性:チャイルドシート・ジュニアシート

ただし、安全面には注意が必要です。

特に小さなお子さんを乗せる場合は、チャイルドシートやジュニアシートの使用が必須となります。

エクストレイルの3列目が、お使いのチャイルドシートに対応しているか、事前に確認が必要です。

また、3列目にチャイルドシートを取り付ける作業や、子供を乗せ降ろしする動作は、2列目よりも手間がかかる可能性があります。

シートベルトの装着なども、子供が自分でできる年齢かどうかも考慮しましょう。

乗り心地

シート自体のクッション性は、2列目と比較するとやや薄めであるという指摘もあります。

長距離移動の場合は、子供でもお尻が痛くなる可能性はゼロではありません。

必要であれば、クッションなどで座り心地を調整してあげるのも良いでしょう。

総合的な評価:子供にとっては十分実用的

総合的に見ると、エクストレイルの7人乗り3列目は、子供にとっては十分実用的なスペースと言えます。

「普段は使わないけど、友達を一緒に乗せてあげたい」
「習い事の送迎で、一時的に子供たちをたくさん乗せる必要がある」
といったシーンでは、非常に重宝するはずです。

ただし、チャイルドシートの適合や取り付け、乗り降りのしやすさなどは、実際に試してみることをおすすめします。

エクストレイル7人乗り、狭いと感じさせない活用術と魅力

「エクストレイル 7人乗り 狭い」という印象を、使い方次第で変えることはできないのでしょうか?

ここでは、限られたスペースを有効活用するシートアレンジ術や、7人乗りモデルならではの魅力、そして購入を検討する上で知っておきたい情報をご紹介します。

写真はイメージです。

狭さを解消!エクストレイル 7人乗りを快適にするシートアレンジ術

エクストレイル7人乗りモデルの真価は、その多彩なシートアレンジにあります。

賢く活用すれば、「狭い」という印象を和らげ、快適性を高めることができます。

基本:2列目シートのスライド調整

最も簡単で効果的なのが、2列目シートのスライド機能の活用です。

3列目に乗員がいる場合は、2列目シートを少し前にスライドさせることで、3列目の足元スペースを確保できます。

どの程度スライドさせるかは、2列目と3列目の乗員の体格や関係性で調整しましょう。

「少しだけ詰めてもらう」というコミュニケーションが、快適性を生み出す鍵になります。

応用1:6人乗り+荷室モード

3列目シートは、左右独立して倒せる5:5の分割可倒式です。

これを利用すれば、例えば6人で乗車する場合、3列目の片側だけを起こし、もう片側は倒して荷物スペースとして活用する、といった使い方が可能です。

7人分の乗車スペースは不要でも、5人+αの乗車と荷物を両立させたい場合に便利です。

応用2:広大な荷室モード(5人乗り仕様)

普段、3列目シートを使う頻度が低いのであれば、完全に床下に収納してしまうのがおすすめです。

3列目シートを格納すれば、フラットで広大な荷室スペースが出現します。

これにより、日常的にはステーションワゴンのような感覚で、大きな荷物やたくさんの買い物を気兼ねなく積み込めます。

キャンプ道具や自転車など、かさばる荷物も余裕で積載できるでしょう。

※注意点:モデルによっては、3列目シートを収納しても、完全なフラットにならず、わずかな段差が残る場合があります。気になる場合は、ラゲッジマットなどで調整すると良いでしょう。

ポイント:シーンに合わせた柔軟な対応

エクストレイル7人乗りのシートアレンジの魅力は、その場その場の状況に合わせて、乗車人数と荷室スペースのバランスを柔軟に変えられる点にあります。

「今日は子供の友達も乗せるから7人乗りで」
「明日は家族でキャンプに行くから、3列目は倒して荷物満載で」

このように、ライフスタイルの変化や多様なシーンに一台で対応できるのが、7人乗りモデルを選ぶ大きなメリットと言えるでしょう。

知っておきたい!エクストレイル 7人乗りモデルのグレードと価格

エクストレイルの7人乗りモデルは、全てのグレードで選択できるわけではありません。

購入を検討する上で、どのグレードに設定されているのか、そして価格帯はどのくらいなのかを知っておくことが重要です。

現行モデル(T33型)の7人乗り設定グレード

2025年4月現在、エクストレイルの7人乗り仕様は、以下の4WDグレードに設定されています。

  • X e-4ORCE (7人乗り)
  • AUTECH e-4ORCE (7人乗り)

つまり、現行モデルで7人乗りを選びたい場合は、必然的にパワートレインは「e-POWER」(ハイブリッド)、駆動方式は「e-4ORCE」(電動駆動4輪制御技術)搭載モデルとなります。

2WD(FF)モデルには7人乗りの設定はありません。

メーカー希望小売価格(税込)

  • X e-4ORCE (7人乗り): 約418万円~
  • AUTECH e-4ORCE (7人乗り): 約488万円~

※上記は2024年12月時点の情報を元にした参考価格です。最新の価格は日産公式サイトや販売店でご確認ください。

e-POWERとe-4ORCE搭載ということで、車両価格はやや高めの設定となります。

しかし、優れた燃費性能、静かでスムーズな加速、そして安定した走行性能は、価格に見合う価値があると言えるでしょう。

先代モデル(T32型)の7人乗り設定グレード

先代モデルでは、ガソリン車にも7人乗りの設定がありました。

主に「20X」グレードの4WDモデルに設定されていることが多かったです。

ハイブリッドモデルにも7人乗りの設定がありましたが、時期によって異なり、選択肢は限られていました。

中古車で探す場合は、ガソリン車かハイブリッド車か、駆動方式(2WD/4WD)なども含めて、希望の条件に合うグレードを探すことになります。

グレードによって標準装備やオプション設定が異なりますので、価格だけでなく、必要な装備が付いているかもしっかり確認しましょう。

写真はイメージです。

中古車も賢く選ぶ!エクストレイル 7人乗りの中古車市場をチェック

新車価格が少し予算オーバー…という方や、ガソリン車の7人乗りを探している方には、中古車が有力な選択肢となります。

エクストレイルは人気車種のため、中古車市場にも7人乗りモデルが比較的豊富に流通しています。

中古車市場の状況

  • モデル: 現行(T33型)、先代(T32型)、さらに前のモデル(T31型には設定なし)まで探せます。特にT32型は流通量が多く、選択肢が豊富です。
  • 価格帯: 年式、走行距離、グレード、車両状態によって大きく変動します。
    • T32型の前期モデル(~2017年頃)であれば、総額150万円前後から見つけることも可能です。
    • T32型の後期モデルや、比較的新しいT33型は、200万円台後半~400万円台が中心となります。
  • パワートレイン: T32型ならガソリン車(2.0L)とハイブリッド車が選べます。T33型はe-POWERのみです。
  • 駆動方式: 2WDと4WDの両方が流通しています(T33型は4WDのみ)。

中古車選びのポイント

  • 状態確認: 走行距離、修復歴はもちろん、内装の使用感(特に3列目シートの状態)、装備の動作確認などをしっかり行いましょう。可能であれば試乗して、走りや乗り心地もチェックしたいところです。
  • 記録簿: 定期的なメンテナンスが行われていたか、記録簿で確認できると安心です。
  • 保証: 中古車販売店によっては保証が付いている場合があります。保証内容や期間も確認しましょう。
  • 相場: インターネットの中古車情報サイトなどで、希望する条件(年式、走行距離、グレードなど)の相場を事前に調べておくと、価格交渉の参考になります。

中古車は一点物です。

状態の良い車両は早く売れてしまうこともあるため、気になる車を見つけたら早めに問い合わせてみるのが良いでしょう。

賢く中古車を選べば、予算を抑えつつ、希望に合ったエクストレイル7人乗りを手に入れることが可能です。

家族構成別!エクストレイル 7人乗りが活躍するシーンとは?

エクストレイル7人乗りは、その多用途性から、様々な家族構成やライフスタイルにフィットする可能性を秘めています。

具体的にどのようなシーンで活躍するのか、イメージしてみましょう。

シーン1:小学生のお子さんがいるファミリー

  • 普段: 夫婦+子供2人の4人家族。3列目は基本的に収納し、広々とした荷室にベビーカーや買い物、子供の遊び道具などを積んで快適に。
  • 時々: 祖父母を乗せて近所のレストランへ。3列目に子供たちが座れば、大人4人+子供2人の6人乗車も可能。
  • 週末: 子供の友達を乗せて公園や習い事へ。最大7人まで乗れるので、送迎も一台でこなせる。

シーン2:アクティブな趣味を持つ夫婦+子供

  • 普段: 夫婦+子供1人の3人家族。週末はキャンプやスキーに出かけることが多い。
  • 活用: 3列目を収納し、2列目も片側を倒せば、キャンプ道具やスキー板などの長尺物も楽々積載。e-4ORCEなら雪道や悪路も安心。
  • 時々: 友人と一緒にBBQへ。食材やクーラーボックスは荷室に満載し、最大5人で移動。

シーン3:都市部在住で時々帰省する家族

  • 普段: 夫婦+子供2人の4人家族。主に街乗りで使用。
  • 活用: SUVとしては比較的操作しやすいサイズ感で、狭い道や駐車場での取り回しも良好。e-POWERの静粛性と燃費の良さが街乗りにマッチ。
  • 時々: 実家へ帰省。長距離運転はプロパイロット(運転支援技術)がサポート。もし祖父母も一緒に近所へ出かける場合、3列目が役立つ。

このように、エクストレイル7人乗りは、「普段の使い勝手」と「いざという時の対応力」を両立させたい家族にとって、非常にバランスの取れた選択肢となり得ます。

ポイントは、3列目を「日常的に使うメインシート」ではなく、「必要な時に役立つフレキシブルなスペース」と捉えることです。

写真はイメージです。

5人乗りと比較!エクストレイル 7人乗りのメリット・デメリット

エクストレイルには当然5人乗りモデルも存在します。

7人乗りモデルを検討する上で、5人乗りと比較した場合のメリットとデメリットを明確にしておきましょう。

7人乗りモデルのメリット

  1. 最大乗車人数: なんと言っても、最大7人まで乗れることが最大のメリット。急な送迎や、家族以外の人を乗せる機会がある場合に安心感がある。
  2. シートアレンジの多様性: 3列目を活用した6人乗り+荷室モードなど、5人乗りにはないシートアレンジが可能。
  3. 柔軟な対応力: 普段は5人乗りとして使い、必要な時だけ7人乗りとして使える、一台で多様なニーズに応えられる。
  4. リセールバリュー: 一般的に、7人乗り仕様の方が中古車市場での需要が高く、リセールバリュー(再販価値)が有利になる傾向がある。

7人乗りモデルのデメリット

  1. 3列目の居住性: 大人が快適に過ごすには狭く、補助的なスペースである。
  2. 7人乗車時の荷室: 荷室スペースが大幅に制限され、大きな荷物は積めない。
  3. 価格: 5人乗りモデルと比較して、車両価格が高くなる。
  4. グレードの制限: 現行モデルでは4WDのe-POWER搭載グレード(X e-4ORCE / AUTECH e-4ORCE)に限定される。
  5. 車両重量: 3列目シートの分、車両重量がわずかに増加し、燃費や運動性能に若干の影響が出る可能性がある(ただし、体感できるほどの差は小さい)。

どちらを選ぶべきか?

選択の決め手は、やはり「3列目シートをどれくらいの頻度で、誰が使うか」です。

  • 7人乗りがおすすめな人:
    • 年に数回でも、6人以上で乗る機会がある。
    • 3列目に乗るのは主に子供や小柄な大人、短距離移動がメイン。
    • いざという時の安心感を重視したい。
    • リセールバリューを少しでも高く保ちたい。
  • 5人乗りがおすすめな人:
    • 乗車人数は最大でも5人で十分。
    • 3列目シートは全く使わない。
    • 少しでも広い荷室を常に確保したい。
    • 車両価格を抑えたい、または2WDモデルを選びたい。

ご自身の家族構成やライフスタイル、予算などを総合的に考慮して、最適なモデルを選びましょう。

「狭い」だけじゃない!エクストレイル 7人乗りの魅力とメリット

ここまで、「エクストレイル 7人乗り 狭い」という点を中心に見てきましたが、この車の魅力はそれだけではありません。

むしろ、「狭さ」というデメリットを補って余りある、多くのメリットが存在します。

魅力1:SUVならではのスタイリングと走破性

エクストレイルの最大の魅力の一つは、やはりそのタフで洗練されたSUVデザインです。

都会にも自然にも映えるスタイリングは、多くの人を惹きつけます。

そして、見た目だけでなく、悪路走破性の高さも魅力。

特に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したモデルは、雪道や未舗装路、コーナリングなど、様々な路面状況で安定した力強い走りを提供します。

アウトドアレジャーを存分に楽しみたい家族にとって、頼もしい相棒となるでしょう。

魅力2:先進のe-POWERによる快適な走り

現行モデルの7人乗りはe-POWER搭載です。

エンジンは発電に徹し、モーターのみで駆動するため、電気自動車のような静かでスムーズ、かつ力強い加速感を味わえます。

アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできる「e-Pedal Step」も、運転の疲労軽減に貢献します。

さらに、優れた燃費性能も経済的で嬉しいポイントです。

魅力3:広大で使いやすい荷室(3列目収納時)

3列目シートを収納すれば、クラストップレベルの広さを誇る荷室が出現します。

フラットで奥行きのある空間は、大きな荷物やたくさんの買い物を積み込むのに非常に便利です。

防水加工されたラゲッジスペース(グレードによる)も、濡れた物や汚れた物を気兼ねなく積めるため、アウトドア派には嬉しい装備です。

魅力4:充実した先進安全・運転支援技術

日産の先進技術「プロパイロット」は、高速道路での運転をアシストし、ドライバーの負担を大幅に軽減します。

渋滞時のストップ&ゴーにも対応しており、長距離ドライブが格段に楽になります。

その他にも、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど、様々な安全装備が搭載されており、家族の安全を守ります。

魅力5:上質な内装と快適装備

現行エクストレイルは、内装の質感も大幅に向上しました。

ソフトパッドやステッチが効果的に使われ、上質な空間を演出しています。

大型ディスプレイやコネクテッドサービスなど、最新のインフォテインメントシステムも充実しており、ドライブをより快適で楽しいものにしてくれます。

このように、エクストレイル7人乗りは、「7人乗れる」という利便性に加えて、SUVとしての基本性能、先進技術、快適性など、多くの魅力を兼ね備えた車なのです。

「狭い」という一面だけで判断せず、これらの総合的な魅力を考慮することが重要です。

写真はイメージです。

まとめ:エクストレイル 7人乗りは狭い?

「エクストレイル 7人乗り 狭い」

このキーワードから始まった今回の検証。

確かに、3列目のスペースは、特に大人にとっては限定的であり、補助的な役割であることは事実です。

しかし、その「狭さ」を理解し、割り切って使うのであれば、エクストレイル7人乗りは非常に魅力的で、多くの人にとって「賢い選択肢」となり得ます。

エクストレイル7人乗りの価値

  • 必要な時だけ7人乗れる柔軟性: 普段は広々とした5人乗り+大容量荷室として使い、いざという時には最大7人まで乗れる。このフレキシビリティが最大の武器です。
  • SUVとしての魅力: スタイリッシュなデザイン、e-4ORCEによる高い走破性、e-POWERの快適な走り。アクティブなライフスタイルに応える基本性能。
  • 多彩なシートアレンジ: 乗車人数や荷物に合わせて空間を最適化できる、使い勝手の良さ。
  • 充実した先進機能: 安全運転をサポートし、ドライブの快適性を高める技術。

どんな人におすすめか?

  • 「普段は5人以下だけど、たまに6人以上で乗りたい」というニーズがある方。
  • ミニバンではなく、SUVのスタイルや走りが好きな方。
  • 3列目の使用は主に子供や短距離移動と割り切れる方。
  • キャンプやウィンタースポーツなど、アクティブな趣味をお持ちの方。
  • 一台で様々なシーンに対応できる、マルチな車を求めている方。

「狭い」という情報だけに捉われず、ご自身の家族構成、ライフスタイル、そして車に求めるものを明確にした上で、エクストレイル7人乗りを検討してみてください。

シートアレンジを試したり、実際に試乗して3列目の広さを体感したりすることで、きっと「自分にとって最適な一台か」が見えてくるはずです。

エクストレイル7人乗りは、あなたのカーライフをより豊かに、そしてアクティブにしてくれる可能性を秘めた、魅力的なSUVです。

ぜひ、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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